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2007年 12月20日 ■『仕事も生活も 秘めた熱意』

あなたは仕事と生活、どちらを優先していますか?
これまで「男は仕事、女は家庭」を前提にしてきた企業の人事に、異変が起きています。

来春入社に向けて何年ぶりかで一般職採用を再開した丸紅様と朝日生命保険様。応募者の中に男子学生が含まれていました。
サタケ様では、男性の約4割が、転勤はない代わりに管理職になれないエリア職を選びました。
ユニクロ様では、転勤がない代わりに給与の低い地域限定正社員の4割が男性です。
「男性は主流業務、」「女性は補助的業務」という慣行に、男性から「ノー」という声があがっています。

そんな男性の気持ちを汲み取り、上司に口頭で伝えるだけで、育児休業を取得できるようにした旭化成様では、子どもを授かった男性の4割が、育児休業を取得しました。(ちなみに2006年の男性の育児休暇取得率の平均は、たった0.6%!)
内閣府が2006年に実施した「男女の働き方と仕事と生活の調和に関する調査」では、「仕事」よりも「家事」「プライベート」を優先する男性が48%。なんと、女性の40%を上回る結果となりました。

しかし男性の願望と現実の差は、残念ながら深いものでした。
先の内閣府の調査では、実際に「仕事」よりも「家事」「プライベート」を優先している男性はわずか10%と、女性の25%を下回っています。

仕事を優先したいのに家庭を優先せざるをえない女性。
家庭を優先したいのに仕事を優先せざるをえない男性。
「ワーク/ライフ・バランス」の実現が、個人にも、企業にも、活力を生み出す原動力ではないでしょうか。

2007年12月4日 日本経済新聞

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