第1回目は、「あなたの発想力は広がっていきます♪」
についてお話します。
インプロジャパンの池上です。はじめまして♪
これから、インプロで発想を広げる話を届けていきます。
インプロって何?
インプロヴィゼーション(即興)の略語で、「その瞬間の出来事に即興で
対応しながらつくりあげられていくエンターテイメント」と定義しています。
音楽、ダンスなどさまざまな芸術分野に取り入れられていますが、
欧米では特に演劇の分野が盛んなようです。
近年では、社員教育(企業研修)や学校教育の場でも注目されています。
皆さんご存知でしたか?
「私、発想力ないんです。」
インプロのワークショップの初回によく聞く言葉です。
でも、発想力のない人はいません。
ただ、その方には自分のアイデアは平凡だと思えてしまうのでしょうね。
それもそのはずです。
自分の中だけでアイデアを出そうとしているのですから。
どんなに奇想天外なアイデアを出す人でも、外部と遮断している生活を
していたら、それ以上の発想は膨らんでいかないのではないでしょうか?
子供のころは、自分の発想力についてなんて考えませんよね。
でも、次から次にいろいろな世界が広がっていたと思います。
しかし、大人になると、誰かと比べることで自分の能力に自分で評価を
下してしまうことが少なくありません。
インプロのゲームで「イエスアンド(はい、そして)」というものがあります。
複数の人間で行うのですが、順番に、次にすることを提案していきます。
そして、誰かが提案したら必ず全員がそれを行い、また別の人がその次の
行動を提案していくという形です。
例えば
A「床を掃こう!」
全員で床を掃きます。
B「はい、そして机をどかそう」
全員で架空の机をどかします。
C「はい、そして机の下の宝くじを拾おう」
全員で架空の宝くじを拾います。
このゲームは、他の人の提案を即実行することに意味があります。
他の人の提案を受け入れ、すぐに次の提案をしなければいけません。
つまり、自分ひとりで考えることはできないのです。
こうすることで思いがけないアイデアが次から次に生まれてきます。
皆さんも是非お友達やご家族の方とやってみてください。
「私、発想力ないんです。」
この言葉の裏には、他の方々の発想力への憧れがあるのでしょう。
私はこの言葉を聞くたびに、「他の人もあなたのアイデアに憧れている事」に
気づいてほしいなぁと思います。
発想力は誰かと比べることではなく、誰かと影響しあうことで、どんどん広がっ
ていくのです。 |