*自分の棚卸し (あなたの強みは難でしょう?)*
"なりたい自分"の姿を考えたり、キャリアアップ、また自分らしいキャリアライフを考える際に大切なのは、今のありのままの自分の姿を知ることです。
なりたい自分、あこがれのキャリアライフをゴールとすると、今の自分はどの
地点にあるのか?
"なりたい自分"と、どの程度のギャップがあるのか?
自分の目指すゴールに達するにはどうすればいいのか?
そのためには、自分自身と真剣に向き合って、これまでの経験を振り返り、
ありのままの自分を棚卸することが必要です。自分はどんな経験をしてきたのか、自分は何ができるのか。
私も起業する際に、自分は何ができるんだろう?何が得意なんだろう?と
リストアップしてみました。
実は、自分自身を振り返ることは必要だと思いながらもずっと逃げていました。
自分の棚卸をすることにより、自分の弱さが見えたり、
「あこがれのなりたい姿」とのギャップを見るのが、何となく怖かったから
です。
でも、今のありのままの自分を知らなければ次へ進むことはできない。
何も変わらない。
どうしたら少しでも"なりたい自分"に近づけるのか、それもわからないまま。
とにかく、やりたいことをするために、一歩でも前へ進むために、自分自身をきちんと理解してみよう、と実際にやってみました。
変に感情的にならずに、冷静に、客観的に自分自身を振り返りました。
「これまでどんな経験をしてきたのか?」
「自分の強み、弱みは何か?」
答えに苦しくなったときは、
「自分が仕事をしているときに褒められた経験は何か?」、
「楽しいとか、ワクワクする仕事は何か?」、
「どんな仕事をしているとき一番嬉しいか、充実しているのか?」
「自分がすぐにあとまわしにしてしまう嫌な仕事はなにか?」
「自分がよくミスしてしまうことは何か?」
「どんな仕事が、どんな場面が苦手か?」
こんな切り口で考えて見ました。
仕事だけにかかわらず、趣味などのプライベートの面でもやってみました。
自分ひとりで自分自身を振り返ることは思った以上に難しいことです。
現実を直視するのは、時には辛い作業でもあります。
でも、この時点で変に落ち込む必要はないのです。
あくまでも、自分らしいキャリアや、なりたい自分に近づくための、次の行動を
起こすためのステップですから。
実際に私もリストアップしたことにより、やりたいことがよりクリアーになり、
あらためて自分の強み、弱みを認識しました。
強みをいかしてこんな仕事をしてみよう、とワクワクしたり、不得意なこと・
弱みをみて「駄目だな・・・」と落ち込むのではなく、「どんな風にその壁を
越えたらいいのか?」、「どうその弱みを克服していくか、逆に強みに変えることはできないか?」を考えるようになりました。
あなたは、これまでどんな経験をしてきましたか?
あなたの強みはなんですか?
すぐに、ぱっと答えられる方は少ないかもしれませんね。
「特にないです。」とか、「すごいスキルとか資格とかありませんから・・・」という方も中にはいます。
「強み」とは、特別なスキルであったり、資格だけを意味するものではありません。
私の例でお話したように、何が得意なのか?何ができるか?ということです。
人は誰でも得意なことがあるはずです。
これまでの経験から、また趣味や生活を通して蓄えられた得意なことや、できる
こと。
自分では気が付かないことが多いのですが、当たり前、普通だと思い日々して
きたことが、得意になっていることも時にはあります。
先日「特にこれといったものがなくて・・・。ただ、経理の事務仕事を長年やってきただけなんです・・。」
と転職の相談にいらした女性がいました。
でも長年お勤めされてきたことは、"継続する力"があるということ。
その他、色々お話をうかがっていると、事務仕事とはいえ、経理の仕事を
長年やってきたことにより数字に強く、データを読む力があり、長年の経験に
より会計にも非常に詳しくなっていたのです。
また会社の呑み会、年末年始の行事、その他会社の行事の幹事などいつも担当し
ているらしく、毎回40-50名をまとめているとのこと。経理のお仕事の他にも、
イベントを企画したり、大人数をまとめる統率力をお持ちの女性でした。
はじめは「特にこれといったものがなくて・・・。」と言っていた彼女ですが、
話しているうちに、表情がどんどん明るくなってくるのを感じました。
自分には何も特技なんてない、と言っていた彼女ですが、それからは自分の経験
を振り返り、やりたいことなどじっくり考えたようです。
2ヵ月後、彼女から新しい職場に転職した旨の連絡がありました。
今は外資系メーカーで経理の仕事をしているようです。
彼女のことですから、またまた色々な幹事をしていくことでしょう。(笑)
彼女は、自分の経験を振り返り、自分の棚卸しをしたことにより、これまで自分では気が付かなかった経験の幅、スキルや可能性を発見し、今では自信を持って新しい職場で元気に活躍されています。
なりたい自分の姿を考えたり、キャリアアップ、また自分らしいキャリアライフを考える際に大切なのは、今のありのままの自分の姿を知ることです。
あなたも一度自分の棚卸をしてみてはいかがでしょうか。
今の自分を知るためには、これまでの経験や仕事の棚卸の他、自分のライフスタイル(現在の職場やプライベートの環境、自分の位置づけなど)、
また自分の価値観、自分の役割(仕事人として上司・部下・経営者、妻、母、娘など)なども考える必要がありますが、今回は、まずはこれまでの経験の棚卸を中心に考えてみましょう。
実際に「自分の棚卸し」をする際の順番とポイントは;
■棚卸しの順番
1. 自分の強み(得意なこと、できることなど)をリストアップする
A) 仕事では何か?
B) プライベートではどんなことか?
2. 自分の弱み(不得意なこと、苦手なこと)をリストアップする
A) 仕事では何か?
B) プライベートではどんなことか?
3. 自分の強み・弱みを自覚し、
A) 強み(得なこと、できること):
強みを活かしてどんなことができるかリストアップする。
(その可能性を探索し、更に伸ばしていく。)
B) 弱み(不得意なこと、苦手なこと):
それによる現状、また今後どのようにマイナスに影響するかリストアップ
する。
(現状、更にマイナスに影響することを認識する。その上で、少しずつ改善
するよう努力する。)
■棚卸しのポイント
1. じっくりと自分自身に向き合う
簡単に、すぐにできることではありませんので、時間をとり、じっくりと自分自身と向き合ってみてください。
冷静に、客観的に自分を振り返ることが大切です。
これまでの仕事の経験、スキル、スクールやトレーニング、また趣味や生活の中での出来事など、リラックスしながら、じっくりと振り返ってみてください。
2. 難しく考えすぎない
真剣に自分に向き合うことが大切ですが、変に考えすぎたり、かっこよく、立派に書こう!とは思わないで下さい。
シンプルに、どんな些細なことでもいいので、ありのままどんどん書いてみてください。
そうすると、結構スラスラ書けたりします。
そこから色々な可能性も拡がってきます。
強み、弱みは最低でも5つ以上あげてみましょう。
例: 強み(得意なこと、できること)は、 クライアントとのコミュニケー
ション、データ・情報収集、会議・イベントなどのアレンジ、色々な人の
意見をまとめること、人前で話すこと、等々
3. ありのままの自分を受けとめる
現実を直視するのは、時には辛い作業でもありますが、変に落ち込む必要はありません。
あくまでも、自分らしいキャリアや、なりたい自分に近づくための、
次の行動を起こすためのステップですから。
他人と比較する必要もありません。
今後のなりたい自分の姿に近づくためにも、今のありのままの姿を受け止め、
自分自身を理解することはとても大切なことです。
自分のやりたいこと、なりたい自分、自分らしいキャリアライフを目指すためにも、一度あなた自身のありのままの自分を棚卸してみてはいかがでしょうか?
気づいていない自分の可能性を知るきっかけとなります。 |